COLUMN

洗面所・洗面台リフォームの費用
交換だけ・内装まで・まとめての違い

洗面化粧台だけ替えるのか、床や壁紙までやり直すのか。
分かれ道ごとの費用の目安を整理しました。

最終更新:2026年9月8日

この記事でわかること

洗面所のリフォームは、どこまでを工事の範囲に入れるかで金額の桁が変わります。化粧台を新しくするのは今あるものを直すリフォーム、洗濯機の置き場所ごとレイアウトを見直すなら使い方から考えるリノベーションにあたります(2つの違いの解説はこちら)。この記事では、3つの段階の費用の目安、洗面所ならではの確認事項、補助金の実際を順にまとめました。

洗面所と浴室・トイレ・キッチンをまとめた概算は、料金シミュレーターで確認できます。

洗面所の工事は3つの段階で分かれる

設備メーカーのTOTOは、洗面所のリフォームを「洗面化粧台交換のリフォーム」と「洗面所空間丸ごとのリフォーム」の2つのタイプに分けて案内しています(洗面所リフォームでできること)。前者は今ある化粧台を新しい製品に入れ替えるもの、後者は壁紙や床の張替えなど空間の内装工事を伴い、洗面所と洗濯機の配置を変えることもできる、と説明されています。ここに「浴室やトイレも一緒に替える」という3つ目を足すと、見積もりを取るときの分かれ道がそろいます。

上の段階を選ぶ理由は、見た目の好みだけではありません。洗面台を外すと、台に隠れていた足元が表に出てきます。民間のリフォーム専門サイトの解説では、新しい洗面台は床と接する部分がコンパクトな設計のものがほとんどで、交換すると元の洗面台の設置跡が隠れずに見えてしまう可能性があるとされています。古い洗面台の下にはクッションフロアが貼られていないこともあり、交換にあわせて床も張り替えることがすすめられています。当社は交換だけでも、洗濯機置き場ごとレイアウトを組み直すリノベーションでも承ります。

洗面所リフォームの費用相場

国土交通省の調査では、リフォームを行った世帯の費用は平均154万円・中央値48万円(令和6年度住宅市場動向調査・三大都市圏)。TOTOが全国の加盟店の施工事例から算出したデータでは、約7割の方が60万円未満で行っているとされています(2025年9月時点)。以下は同社が加盟リフォーム店への見積調査をもとに公開している参考価格(商品代+工事代・税込)です。

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洗面化粧台の交換だけ

今の場所で化粧台だけを入れ替える範囲。既設の化粧台からベーシックな製品(間口750mm・2枚扉・一面鏡)へ交換した場合の参考価格は10万〜20万円で、水栓と鏡も化粧台ごと新しくなります。

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化粧台+壁・床・天井

化粧台と一緒に、壁のビニールクロス・床のクッションフロア・天井のビニールクロスまで替える範囲。参考価格は選ぶシリーズに応じて25万〜44万円、31万〜53万円、55万〜80万円です。

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水回りをまとめて替える

洗面所と一緒に浴室・トイレ・キッチンも替えるなら、当社の水回り4点セットが税込約220万円(税別200万円)。床・壁・天井の内装まで含めたまるごとリフォームは80㎡で税込約440万円(税別約400万円)です。

当社は洗面化粧台の交換だけのご依頼も承ります。洗面台1台の金額は選ぶ製品と今の洗面所の状態で変わるため定価は掲げず、現地調査のうえ個別にお見積もりします。交換だけで足りるお宅に、内装までの工事をお勧めすることはありません。

工事を決める前の確認事項

洗面所は面積が小さいぶん、寸法と下地の条件が結果に直結します。

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間口と洗濯機置き場の寸法

カタログの「間口750mm」は化粧台の横幅75cmのこと。TOTOは、化粧台を大きくするなら洗面所空間全体・洗濯機パン・洗濯機パンと洗面化粧台の寸法も測るよう案内し、寸法内なら化粧台と洗濯機パンの位置を変えたり90度回転することも可能だが、配管や建築状況によって難しい場合がある、としています。

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壁の下地も確認する

同社は洗面化粧台交換の注意点として、新しく取り付ける大きさや種類によっては壁下地の入れ替えが必要になるかもしれない、と案内しています。化粧台の大きさや種類が変わるときは、壁側の工事が加わる可能性があるということです。

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マンションは移動の可否から

洗面台と洗濯機置き場を入れ替えるなど、位置ごと動かす計画なら、先に排水の通し方を確かめます。マンションリフォーム推進協議会によると、マンションの排水は床スラブの上を通して共有の排水管につなげる方式が一般的ですが、築年数の古い物件ではまれに床スラブを貫通させる配管があり、その場合は水回りの移動がほとんどできません。

「今の場所にこの化粧台が入るのか」という段階のご相談でかまいません。図面と現地を確認のうえご提案します。床や壁紙の張り替えは床・内装リフォームの記事、浴室と続けて考えるなら浴室リフォームの記事、マンションのルールはマンションリノベーションの記事へ。

補助金は使える?

洗面所の工事だけで使える国の補助金は、2026年9月時点で見当たりません。国のみらいエコ住宅2026事業で補助を受けるには、「外皮に面する開口部を有する1つの居室」で定められた組み合わせの断熱改修(要件化工事)を行うことが入口の条件です。同事業は、トイレ・浴室・洗面室・廊下などは居室に該当しない、としています。つまり洗面所だけをきれいにしても、この条件は満たせません。

一方、リビングや寝室の断熱改修とあわせるなら話は変わります。同事業の補助対象工事にはエコ住宅設備の設置があり、節湯水栓は1箇所あたり9,000円です。また介護保険の住宅改修は対象が6種類と定められており、洗面化粧台の交換はその中に含まれていません(バリアフリーの記事で解説しています)。制度の全体像は補助金のページへ。当社は制度のご案内・ご相談に対応しています。

※補助制度の情報は2026年9月8日時点のものです。金額・要件・受付期間は変更・終了する場合があるため、申請前に必ず公式サイトでご確認ください。

施工事例で見る洗面所

愛知県日進市の築26年・専有面積80㎡のマンションでは、洗面脱衣室を含む水回りと内装・建具をまとめて刷新しました。壁・床・天井を一度解体して下地を確かめながら進めた工事で、施工期間は45日。入れ替えた洗面台と洗面脱衣室の仕上がりは日進市マンション全面リノベーションの事例ページの写真でご覧いただけます。洗面所は、今ある化粧台を替えるだけでなく、新しく設ける工事もあります。愛知県豊橋市の事例では、既存の躯体を残して内部を全解体し、2戸それぞれに水回りを新設しました(豊橋市の事例ページ)。

よくあるご質問

洗面台の交換だけでも頼めますか?

はい、洗面化粧台の交換だけのご依頼も承ります。床のクッションフロアや壁紙の張り替えを一緒に行うことも、浴室やトイレとまとめて計画することもできます。金額は選ぶ製品と今の洗面所の状態で変わるため、現地調査のうえ個別にお見積もりします。

洗面所リフォームの費用はどのくらいかかりますか?

TOTOが加盟リフォーム店への見積調査をもとに公開している参考価格(商品代+工事代・税込)では、既設の化粧台からベーシックな製品への交換が10万〜20万円、洗面化粧台と壁・床・天井を一緒に替える工事が選ぶシリーズに応じて25万〜44万円・31万〜53万円・55万〜80万円です。同社が施工事例から算出したデータでは、約7割の方が60万円未満とされています(2025年9月時点)。浴室・トイレ・キッチンもまとめて替える場合は、当社の水回り4点セットが税込約220万円です(設備4点のみで、内装は含みません。内装まで含めるなら80㎡のまるごとリフォームが税込約440万円です)。

洗面台を替えるとき、床や壁紙も一緒に張り替えたほうがいいですか?

民間のリフォーム専門サイトの解説では、新しい洗面台は床と接する部分がコンパクトな設計のものがほとんどで、交換すると元の設置跡が隠れずに見えてしまう可能性があるとされています。古い洗面台の下にクッションフロアが貼られていないこともあります。どこまで必要かは、現地で足元と壁の状態を見てご提案します。

洗面所のリフォームに補助金は使えますか?

洗面所の工事だけで使える国の補助金は、2026年9月時点で見当たりません。みらいエコ住宅2026事業は「外皮に面する開口部を有する1つの居室」での断熱改修が前提で、同事業は洗面室を居室に該当しないものとしています。居室の断熱改修とあわせて行う場合は、同事業のエコ住宅設備の設置に節湯水栓(1箇所あたり9,000円)が含まれています。対象になる範囲や最新の条件は、必ず公式サイトでご確認ください。

K Renove Designに相談するメリット

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価格が最初にわかる

料金シミュレーターの金額でそのままお引き受けする方針です。あとから追加費用が膨らみにくく、予算の見通しを立てやすくなります。

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予算に合わせて選べる工事範囲

間取りから変えるリノベーションや用途を変えるコンバージョンにも、費用を抑えたまるごとリフォームにも、1箇所だけの部分リフォームにも対応します。今のお困りごとに必要な範囲だけのご依頼で問題ありません。

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施工体制とアフター対応

施工はリフォーム業歴15年・年間60〜80件の提携施工会社が担当し、マンション全面リノベーションで最短45日の実績があります。点検やご相談などのアフターフォローには期限を設けず、末永く対応します。

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この記事は、名古屋を中心に愛知・岐阜・三重・長崎エリアのリフォームのご相談を承る窓口 K Renove Design が作成しました。施工は提携施工会社が担当します。