COLUMN

冬の窓の結露は、リフォームで減らせる?

内窓を設置すると、結露は軽減が期待できます。
ただし、LIXILの内窓インプラスでは、室内の状態によっては、設置後も外部サッシに結露が発生する場合があります。

最終更新:2026年9月28日

この記事でわかること

この記事では、LIXILとYKK APの公式ページの説明をもとに、冬の窓に結露が起きる仕組みと、内窓を設置したときの効果・注意点をまとめました。室内の湿気や暖房のしかた、窓の形、ガラスの種類、マンションにお住まいかどうかなど、ご相談の前に見ておきたい点と、内窓以外の対策も紹介します。

水回りや床・内装など住まい全体の費用の目安は料金シミュレーターで確認できます。

冬の窓に結露が起きる仕組み

LIXILの説明では、窓の結露は、室内で生じた水蒸気を含む空気が、外の冷気で冷えたガラスやサッシに触れて起きます。LIXILは、空気中の水蒸気が水滴に変わり始める温度を露点温度と呼び、窓の表面がこの温度より冷たくなると、そこに結露が生じるとしています。

内窓を設置すると結露にどう働くか

YKK APは内窓一般について、LIXILは自社の内窓インプラスについて、今ある窓とのあいだに空気の層ができ、外の寒さが室内側に伝わりにくくなると説明しています。そのうえで、YKK APはこの断熱の働きで結露を減らせるとし、LIXILはインプラスで結露の発生を大幅に抑えるとしています。

ただしLIXILは、室内の状態によっては、インプラスを付けたあとも外部サッシに結露が出る場合があると注記しています。YKK APも、内窓を付けても外窓(もとからある窓)に結露が出ることがあるとして、部屋の湿った空気が二つの窓のあいだにこもり、冷えた外窓で冷やされるためだと説明しています。

自分の窓の結露を確かめるには

LIXILは、結露が出るかどうかには暮らし方や自然環境が大きく関わり、窓の性能を上げるだけでは結露をなくしきれないとしています。そのうえで、室内で出る水蒸気そのものを減らすことを結露を抑える基本の一つに挙げ、洗濯物はなるべく部屋に干さない、浴槽のふたを開けたままにしない、加湿器は控えめに使う、暖房には燃焼ガスを室内に出さない密閉型の暖房器(FFストーブ)や、水蒸気の出ないエアコン・電気ストーブなどを使う、といった工夫を示しています。

内窓を付けたあとの暖房のしかたについて、YKK APは、内窓を少し開けたまま暖房すると、二つの窓のあいだに熱は届きにくいのに水蒸気は入り続け、そこに結露が出やすくなるとして、暖房中は内窓をきちんと閉めておくよう案内しています。

LIXILは、インプラスには取り付けられない形の窓が一部あるとしており、詳しくはLIXILのインプラスのページから開ける資料(PDF)で確かめられます。YKK APは、内窓は戸建てにもマンションにも付けられるとしたうえで、マンションにお住まいなら最初に管理組合へ確認するよう案内しています。マンションの専有部分・共用部分の考え方はマンションリノベーションの記事にまとめています。

YKK APは、2000年頃までに新築された住宅の窓には多くの場合1枚だけのガラス(単板ガラス)が使われているとして、窓がこの単板ガラスなら、複層ガラスへの交換も一つの方法だと紹介しています。

当社は、キッチン、浴室・洗面、トイレ、外壁・屋根、床・内装、バリアフリーのリフォームのご相談を受け付けています。お問い合わせフォームでは、ご希望の工事内容がまだ決まっていない段階のご相談もお受けしており、ご相談・現地調査・お見積もりは無料です。

国の補助制度

住宅の省エネリフォームを支援する国の補助制度は、「住宅省エネ2026キャンペーン」として、国土交通省・経済産業省・環境省が実施する複数の事業を組み合わせた仕組みになっています。このうち、窓など開口部の断熱改修は環境省の「先進的窓リノベ2026事業」、外壁・屋根天井・床などの断熱改修やエコ住宅設備の設置は国土交通省の「みらいエコ住宅2026事業」、エコキュートなど高効率給湯器への交換は経済産業省の「給湯省エネ2026事業」が、それぞれ対象としています。

制度の全体像や申請の流れは、補助金のページで整理しています。各事業の詳しい要件・対象製品・受付状況は、「住宅省エネ2026キャンペーン」の公式サイトと、各事業の公式サイトでご確認ください。賃貸集合住宅の給湯器の交換には、経済産業省が実施する「賃貸集合給湯省エネ2026事業」もあります。当社は制度のご案内・ご相談に対応しています。

※補助制度の情報は2026年9月28日時点のものです。金額・要件・受付期間は変更・終了する場合があるため、申請前に必ず公式情報をご確認ください。

よくあるご質問

結露があると、住まいにどんな影響がありますか?

LIXILによると、結露は住まいの傷みにつながるうえ、カビやダニが発生する原因にもなります。LIXILはさらに、家の中のカビやダニが、皮膚の病気やぜんそくなどで家族の健康を大きく損なうおそれがあるとも説明しています。

内窓の設置以外に、結露を抑える方法はありますか?

あります。YKK APは、自分でできる対策として、除湿器で湿度を下げる方法と、こまめな換気を挙げています。除湿器については、空気を冷やして水分を取るコンプレッサー方式は、機械の内部と室温との温度差が要るため気温の低い冬にはあまり向かないとして、結露対策には乾燥材で水分を吸い取るデシカント方式を勧める一方、電気代やフィルター交換などの維持費がかかる点も挙げています。換気は費用がかからず、最も手軽な対策だとしています。より本格的に対策するなら、外気温の影響を受けやすい窓を見直すのが効果的だとして、施工業者に頼む方法を3つ紹介しています。断熱性能の高いガラスへの交換、窓ごとの交換、内窓の設置です。

内窓の費用は、どのように決まりますか?

YKK APによると、内窓の設置や窓の交換にかかる費用は、窓のサイズや性能などによって大きく違ってきます。窓まわりの断熱リフォームの費用目安は、窓・躯体の断熱リフォームの記事で紹介しています。

K Renove Designに相談するメリット

01

価格が最初にわかる

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施工はリフォーム業歴15年・年間60〜80件の提携施工会社が担当し、マンション全面リノベーションで最短45日の実績があります。点検やご相談などのアフターフォローには期限を設けず、末永く対応します。

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浴室のヒートショック対策については、冬のヒートショックに気をつける浴室リフォームの記事もご覧ください。

この記事は、名古屋を中心に愛知・岐阜・三重・長崎エリアのリフォームのご相談を承る窓口 K Renove Design が作成しました。施工は提携施工会社が担当します。