COLUMN

豊田市の
すこやか住宅リフォーム費でできること

介護保険の住宅改修費を補完する制度は、どこまで使えるのか。
対象工事と申請の順番を、市の原文でまとめました。

最終更新:2026年9月10日

この記事でわかること

豊田市には、要介護・要支援の認定を受けた方の住まいを改修する「すこやか住宅リフォーム費」という助成制度があります。この記事では、この制度で対応できる工事の内容と、介護保険の住宅改修費を補完する関係を中心に整理しました。豊田市独自の住宅省エネ改修補助制度と、国の補助制度にもあわせて触れます。間取りから見直す工事は、使い方から見直すリノベーションにあたります(リフォームとリノベーションの違い)。

水回りや内装をまとめて新しくする規模の工事を検討している場合は、料金シミュレーターでおおよその金額を確認できます。手すりの取り付けなど小さな工事の場合は、次の章からご覧ください。

豊田市の住まい事情

豊田市の人口は413,489人、世帯数は192,894世帯です(2026年8月1日現在。豊田市の人口)。すこやか住宅リフォーム費の対象工事のうち、屋外の手すり・スロープの設置、居室内へのトイレ・浴室の新設、壁の抜き工事は、屋外に手を入れられる敷地と壁を動かせる建物があってはじめて選べる工事です。豊田市統計書(令和6年版「I-17 専用住宅の所有の関係、建て方別専用住宅数」・令和5年、各年10月1日現在、資料:住宅・土地統計調査)によると、専用住宅163,820戸のうち持ち家は103,250戸、一戸建て93,070戸のうち持ち家は90,140戸です(注:推計単位未満の四捨五入のため、総数と内訳の合計は必ずしも一致しない)。持ち家の一戸建てが多い豊田市では、この3つの工事が選択肢になる世帯が少なくありません。豊田市での施工事例はこれからです。対象工事は次の章で見ていきます。

すこやか住宅リフォーム費でできる工事

豊田市の「すこやか住宅リフォーム費」は、市の説明によると「介護保険住宅改修費を補完する助成事業」です(豊田市:すこやか住宅リフォーム費)。対象となる工事は次の6種類です。介護保険住宅改修で対象となる工事のうち、介護保険住宅改修の上限額を超えた工事/居室内にトイレ・浴室を新設する工事/車椅子対応等の洗面台・流し台に変更する工事/洗浄機能、自動水洗機能が付加されている洋式便器への取替え工事/介護予防を目的とした屋外の手すり、スロープ工事/移動の円滑化の為の壁の抜き工事(扉の新設は対象外)です。

このうち、洋式便器への取替えはトイレリフォームの記事、洗面台・流し台への変更は洗面所リフォームの記事で費用の目安を解説しています。

移動の円滑化のための壁の抜き工事は、当社の定義では間取りから見直すリノベーションにあたります。当社は間取り変更やスケルトンリノベーションまで対応しており、壁を抜くご相談も現地調査のうえお受けします。

この制度は、対象工事に要した費用(上限額200,000円)の9割、180,000円まで助成され、上限額まで複数回利用できます。対象者は、在宅で介護を受けている介護保険自己負担割合が1割の認定者です。介護保険制度で支給できる工事、新築工事、増築工事は対象外です。「(注意)必ず工事前に介護保険課へご相談ください。」

在宅介護に備える住まいの改修費用

国土交通省の令和6年度住宅市場動向調査は、「【参考1】住宅購入資金(リフォーム資金)の平均値と中央値」として、リフォーム住宅の資金を平均154万円・中央値48万円としています(注文住宅は全国、その他は三大都市圏の値)。工事範囲でみると次の3段階です。

01

設備を入れ替える範囲

洗浄機能付きの洋式便器への取替えや、車椅子対応の洗面台への変更など、設備そのものを入れ替える工事です。

02

水回りをまとめて入れ替える範囲

キッチン・浴室・洗面・トイレの設備をまとめて入れ替える場合、当社の水回り4点セットは税込約220万円(税別200万円)です。設備の入れ替えが中心で、床・壁・天井の内装は含みません。

03

床・壁・天井まで含める範囲

水回りの設備に加えて、床・壁・天井の内装まで一緒に直す場合、当社のまるごとリフォームは80㎡で税込約440万円(税別約400万円)です。内装まで含めて一度に新しくする工事です。

居室内へのトイレ・浴室の新設、壁の抜き工事、間取りを変える工事は、上記の金額には当てはまりません。建物の状態で内容が変わるため、現地調査のうえ個別にお見積もりします。無理に大きな工事をお勧めすることはありません。

着工前に必要な事前確認

この記事で扱う3つの制度は、いずれも工事に着手する前の確認や手続きを前提としています。制度ごとに確認しておきたい点をまとめました。

01

すこやか住宅リフォーム費

前章でまとめたとおり、工事前のご相談が必要です。

02

介護保険の住宅改修

豊田市の運用では「介護保険課(本庁)で工事着工前に事前確認をする」とされています。「事前確認を受けずに工事を行った場合、支給できません。」「理由書に記載のない工事は支給対象となりません。」(豊田市:介護保険の住宅改修

03

住宅省エネ改修補助

豊田市独自の住宅省エネ改修補助制度(次章で解説します)は、「必ず交付決定通知後に工事の契約を行ってください。契約済みの工事は、補助対象外です。」とされています。

迷う段階でも、早めにご相談ください。

豊田市と国のそのほかの制度

住宅の省エネリフォームを支援する国の補助制度は、「住宅省エネ2026キャンペーン」として、国土交通省・経済産業省・環境省が実施する複数の事業を組み合わせた仕組みになっています。このうち、窓など開口部の断熱改修は環境省の先進的窓リノベ2026事業」、外壁・屋根天井・床などの断熱改修やエコ住宅設備の設置は国土交通省のみらいエコ住宅2026事業」、エコキュートなど高効率給湯器への交換は経済産業省の給湯省エネ2026事業」が、それぞれ対象としています。

制度の全体像や申請の流れは、補助金のページ整理しています。各事業の詳しい要件・対象製品・受付状況は、住宅省エネ2026キャンペーン」の公式サイトと、各事業の公式サイトでご確認ください。賃貸集合住宅の給湯器の交換には、経済産業省が実施する賃貸集合給湯省エネ2026事業」もあります。当社は制度のご案内・ご相談に対応しています。

豊田市独自の制度として、住宅省エネ改修補助制度があります。補助対象経費の5分の4またはモデル工事費の5分の4のいずれか少ない方で、最大70万円が補助されます。受付期間は令和8年6月1日(月曜日)から令和9年2月15日(月曜日)までです。対象工事は断熱化に係る改修工事と設備の効率化に係る工事で、2か所以上の開口部(窓・ドア)の断熱改修が必須です(豊田市:住宅省エネ改修補助制度)。この工事は当社の対応工事に含まれず、制度のご案内・ご相談までの対応です。

※制度の情報は2026年9月10日時点のものです。金額・要件・受付期間は変更・終了する場合があるため、申請前に必ず公式サイトでご確認ください。

間取りを組み替えた工事の実績

移動の円滑化のための壁の抜き工事は、間取りを組み替える工事の一つです。愛知県豊橋市では、商業ビルを住宅にコンバージョンし、延床面積120㎡を2LDK×2戸に組み替えた実績があります(豊橋市の事例ページ)。既存の躯体を残しながら内部を全解体し、独立した水回りと動線を作った工事で、壁を抜いて空間の使い方を変える工事の実績です。

よくあるご質問

すこやか住宅リフォーム費は誰でも使えますか?

いいえ。対象となるのは、介護保険認定者のうち、在宅で介護を受けている介護保険自己負担割合が1割の人です。

すこやか住宅リフォーム費と介護保険の住宅改修費はどう違いますか?

豊田市の説明では、すこやか住宅リフォーム費は「介護保険住宅改修費を補完する助成事業」です。介護保険制度で支給できる工事、新築工事、増築工事は対象外です。介護保険の住宅改修費の仕組みはバリアフリーリフォームの記事で解説しています。

便器の交換やトイレの新設のほかに、対応してもらえる工事はありますか?

はい。すこやか住宅リフォーム費の対象工事には、移動の円滑化のための壁の抜き工事も含まれています。当社は間取り変更やスケルトンリノベーションまで対応しており、壁を抜いて生活動線を作り直すご相談も現地調査のうえお受けします。

豊田市で手続きするときは、まずどこに相談すればいいですか?

豊田市の運用では、介護保険課(本庁)で工事着工前に事前確認を行います。事前確認を受けずに工事を行った場合は支給できないため、着工前の早い段階でのご相談が必要です。当社にご相談いただいた場合も、制度の窓口への事前確認をあわせてご案内します。

K Renove Designに相談するメリット

01

価格が最初にわかる

料金シミュレーターの金額でそのままお引き受けする方針です。あとから追加費用が膨らみにくく、予算の見通しを立てやすくなります。

02

予算に合わせて選べる工事範囲

間取りから変えるリノベーションや用途を変えるコンバージョンにも、費用を抑えたまるごとリフォームにも、1箇所だけの部分リフォームにも対応します。今のお困りごとに必要な範囲だけのご依頼で問題ありません。

03

施工体制とアフター対応

施工はリフォーム業歴15年・年間60〜80件の提携施工会社が担当し、マンション全面リノベーションで最短45日の実績があります。点検やご相談などのアフターフォローには期限を設けず、末永く対応します。

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この記事は、名古屋を中心に愛知・岐阜・三重・長崎エリアのリフォームのご相談を承る窓口 K Renove Design が作成しました。施工は提携施工会社が担当します。