COLUMN
LIXILは、今あるトイレにも手洗いは後付けできるものの、トイレの状況によっては難しい場合があるとして、事前の確認を勧めています。
タンクレス便器に替えるなら、TOTOとパナソニックに、今の給排水を使って手洗いを付けられる便器とのセットがあります。手洗い器だけを選ぶときは、置き場所の間口などの寸法を確かめます。
トイレの中に手を洗う場所がなく、用を足したあとに洗面所まで歩いている。そんなお宅で手洗い器を付け足したいときに決めておきたいことを、トイレや手洗い器をつくっているメーカーの公式の情報をもとに整理しました。便器と一緒に替えるかどうか、どの形の手洗い器なら置けるか、取り付けを誰に頼むかの3つを、順に見ていきます。
トイレ全体のリフォームにかかる費用はトイレリフォームの費用の記事に、便器を替えるときの排水の位置の確かめ方はトイレの排水位置の記事にまとめてあるので、この記事では手洗い器の話に絞ります。
最初に見ておきたいのは、手洗い器と一緒に便器も替える予定があるかどうかです。タンクレス便器に替えるつもりなら、メーカーが便器とセットで用意している手洗いが選択肢に入ります。
TOTOは、タンクレス便器のネオレストに手洗器を組み合わせた「ワンデーリモデル」を出しています。同社の説明では、独自の給水分岐・排水合流の技術によって今ある給排水管をそのまま使えるため、床や壁を壊して管を通し直さなくても、便器を交換するのと同じ機会に手洗い器を新しく付けられます。
パナソニックのアラウーノ専用手洗いは、タンクレストイレのアラウーノの給水と排水を利用して取り付ける手洗いです。新しく給排水管を立ち上げる工事は不要ですが、今ある給水管・排水管へつなぐ工事は必要だと同社は注記しています。単品では使えず、組み合わせられる便器はL150シリーズ、S160シリーズ、New アラウーノⅤ(手洗いなし)に限られます。
この2つは、どちらも決まった便器と一緒に入れることが前提です。便器を今のまま使う場合や、これらとは別の便器を選ぶ場合は、手洗い器を単独で選ぶことになります。
手洗い器を選ぶときに測っておきたいのは、置きたい壁の幅(間口)と、手洗い器が手前にどれだけ出てもよいかの2つです。TOTOはワンデーリモデルについて、タイプによって最小の設置寸法が違うとしており、同じ製品でも形によって必要な広さが変わります。
狭いトイレで場所を取らずに付けたいなら、小さな単体タイプが候補になります。TOTOのレストルームドレッサーでは、手洗器単体の「スリムシリーズ」が間口285㎜、「コンフォートシリーズ」が間口360㎜です。スリムシリーズは壁に埋め込む形なので、手前への出っ張りは100㎜に収まります。どちらもカウンター式を選ぶこともできます。
収納付きやカウンター付きの手洗いを置きたいなら、トイレの間口が製品の対応範囲に入るかを確かめます。パナソニックのアラウーノ専用手洗いでは、キャビネットタイプのカウンターが長さ1260〜1720mmに対応し、現場で切って合わせられますが、対応する寸法はトイレの間口によって異なります。カウンタータイプのカウンターは、標準の設置で長さ1150〜1200mmに対応し、手前に10cm出して設置すれば長さ1250〜1300mmまで対応します。
LIXILは、トイレへの手洗いの設置を取り上げた解説で、今あるトイレにも手洗いを後から付けることはできるが、トイレの状況しだいでは対応しにくい場合もあるので、前もってしっかり確かめることが大切だとしています。
そのうえで振り返っておきたいのが、自分がDIYに慣れているかどうかです。同じ解説によると、手洗いを付けるには給排水管を分岐させる技術が要り、作業に失敗すると水漏れが起き、マンションなどの集合住宅では下の階まで水が漏れる可能性も否定できません。このためLIXILは、DIYの初心者には勧められないとし、慣れていない場合は無理をせず、専門の知識と技術を持つ業者に任せたほうがよいとしています。
製品によっては、壁の補強が必要になることもあります。パナソニックは、アラウーノとアラウーノ専用手洗いのカウンタータイプを取り付ける施工の流れの中で、設置する壁の裏側に補強桟を入れるか、板厚12mm以上の合板で壁を補強するよう注記しています。
当社は、手洗い器の設置を含むトイレのリフォームに対応しています。便器を替えるかどうかや、手洗い器をどこに置くかがまだ決まっていなくても、お問い合わせフォームからご相談いただけます。
住宅の省エネリフォームを支援する国の補助制度は、「住宅省エネ2026キャンペーン」として、国土交通省・経済産業省・環境省が実施する複数の事業を組み合わせた仕組みになっています。このうち、窓など開口部の断熱改修は環境省の「先進的窓リノベ2026事業」、外壁・屋根天井・床などの断熱改修やエコ住宅設備の設置は国土交通省の「みらいエコ住宅2026事業」、エコキュートなど高効率給湯器への交換は経済産業省の「給湯省エネ2026事業」が、それぞれ対象としています。
制度の全体像や申請の流れは、補助金のページで整理しています。各事業の詳しい要件・対象製品・受付状況は、「住宅省エネ2026キャンペーン」の公式サイトと、各事業の公式サイトでご確認ください。賃貸集合住宅の給湯器の交換には、経済産業省が実施する「賃貸集合給湯省エネ2026事業」もあります。当社は制度のご案内・ご相談に対応しています。
※補助制度の情報は2026年10月3日時点のものです。金額・要件・受付期間は変更・終了する場合があるため、申請前に必ず公式情報をご確認ください。
製品によっては付けられます。TOTOは、ネオレスト手洗器付「ワンデーリモデル」について、マンションのように新しく給排水管を立ち上げにくい場所でも設置できると案内しています。
製品によっては要りません。TOTOのレストルームドレッサーのうちプレミアムシリーズで選べるタッチレスウォール水栓は、手を差し出すと水が出る水栓で、給水ホースをアクセントパネルの中に通すため、壁の工事は不要とされています。
パナソニックのアラウーノL150シリーズ・S160シリーズと組み合わせる場合はできます。アラウーノ専用手洗いの連動水栓は、便器の水を流すと手洗いの水が自動で出て止まり、連動を切ってスイッチで出し止めする使い方もできます。
料金シミュレーターの金額でそのままお引き受けする方針です。あとから追加費用が膨らみにくく、予算の見通しを立てやすくなります。
間取りから変えるリノベーションや用途を変えるコンバージョンにも、費用を抑えたまるごとリフォームにも、1箇所だけの部分リフォームにも対応します。今のお困りごとに必要な範囲だけのご依頼で問題ありません。
施工はリフォーム業歴15年・年間60〜80件の提携施工会社が担当し、マンション全面リノベーションで最短45日の実績があります。点検やご相談などのアフターフォローには期限を設けず、末永く対応します。
この記事は、名古屋を中心に愛知・岐阜・三重・長崎エリアのリフォームのご相談を承る窓口 K Renove Design が作成しました。施工は提携施工会社が担当します。