COLUMN
床排水では壁からの距離(排水芯)を、床上排水(壁排水)では床からの高さを確認します。
便器やタンクの品番シールから、LIXIL・INAXの主な製品なら標準寸法を確認できます。
トイレの便器を今の場所のまま交換するとき、まず確認したいのが排水の位置(排水芯)です。この記事では、LIXILの案内をもとに、床排水と床上排水(壁排水)それぞれの確認事項、品番からの確認方法、寸法が現行と違う場合に選べる便器をまとめました。位置を動かす場合の工事や費用の目安はトイレリフォームの費用の記事にまとめているので、この記事では今の場所での便器交換に絞ってご紹介します。
床排水の場合は、壁から排水管の中心までの距離(排水芯)を確認します。LIXILによると、現行の床排水トイレでは排水芯が200mmとされていますが、古い便器や特定の機種では異なる寸法になっていることがあります。
LIXILの説明では、便器の後ろから壁に向かって太い排水管が出ているタイプが、床上排水(壁排水)のトイレです。この場合は、床から排水管の中心までの高さ(排水高さ)を確認します。
LIXILによると、排水高さは現行モデルであれば120mmであることが多く、古いモデルでは148mmや155mmになっている場合があります。一方、同じLIXILでも、排水位置を変えずに便器だけを交換する場合の案内では、床上排水の排水高さを155mmと120mmの2種類としていて、148mmは挙げていません。
LIXILのFAQでは、排水芯・排水高さを特定する手順1として、便器の側面下部、またはタンクの側面・正面に貼られている品番シールを確認するよう案内しています(床排水・床上排水どちらの手順にも共通する案内です)。
LIXIL・INAXの主な製品であれば、その品番から排水芯(床排水)・排水高さ(床上排水)の標準寸法を、LIXILの排水芯の一覧表や排水高さの一覧表で確認できます。表に無い品番の場合、LIXILは床排水について「便器の排水芯一覧(床排水)」のPDFやいいナビでの品番検索を、床上排水についてはいいナビでの品番検索を、それぞれ案内しています。他社製の場合や特定できない場合は、当社が現地調査で確認します。
C-18SやC-P13Sなど、一部の床下排水洋風便器は、側面にフランジボルト用の化粧キャップや排水口カバーが付いていれば、品番を特定しなくても排水芯を確認できるとされています。化粧キャップや排水口カバーが見当たらない便器や、形状が異なる便器は、この方法では確認できません。測る部品の位置は便器のタイプによって異なるため、LIXILの図解ページで該当する便器タイプと指定部品を確認したうえで、壁(WL)から指定部品の中心までの距離をメジャーなどで測定します。
床排水で排水芯が200mm以外なら、LIXILは、LIXIL・INAXの「リトイレ(排水芯可変モデル)」を選べば、120mmや200mm〜580mmなど広い範囲の排水芯に対応でき、大がかりな床の配管工事をせずに交換できるとしています(580mmなどの範囲は、便器を前に出して施工した場合の寸法です)。ただし同社の案内では、フロートトイレなど一部の商品にはリトイレ対応の品が用意されていません。
床上排水で排水高さが148mmや155mmの場合について、LIXILは、大掛かりな給排水工事が難しいマンションなどの集合住宅向けに、148mm・155mmに対応したLIXIL・INAXの便器や配管部材(アダプター等)を用意しているとしています。
LIXILの排水高さの一覧表の注記では、アメージュの一部品番((Y)BC-ZA10PM・(Y)BC-ZA20PM・(Y)BC-ZA20APM・(Y)BC-Z30PM)を後ろ抜き155mmに取り付ける場合は、市販の接続管と既設配管のカットが必要で、鋼管には使えないとされています。同じ注記では、サティスの一部品番(YBC-S20PMF・YBC-S30PMF・YBC-S40PMF)を後ろ抜き148mmに取り付ける場合は、同梱の偏心アダプターを使い、防火区画では耐火被覆材で覆うなどの処置が必要とされています。
LIXILは、便器の給水位置や水圧、トイレスペースなどの条件によっては交換できない場合があるとして、施工店やリフォーム店への相談を案内しています。当社の現地調査では、排水芯・排水高さに加えて、これらの条件や配管の素材、防火区画かどうか、戸建てなど集合住宅以外で148mm・155mm対応の製品が使えるかどうかも確認したうえで、交換できる便器の候補とお見積もりをご提案します。当社はトイレのリフォームに対応しています。
住宅の省エネリフォームを支援する国の補助制度は、「住宅省エネ2026キャンペーン」として、国土交通省・経済産業省・環境省が実施する複数の事業を組み合わせた仕組みになっています。このうち、窓など開口部の断熱改修は環境省の「先進的窓リノベ2026事業」、外壁・屋根天井・床などの断熱改修やエコ住宅設備の設置は国土交通省の「みらいエコ住宅2026事業」、エコキュートなど高効率給湯器への交換は経済産業省の「給湯省エネ2026事業」が、それぞれ対象としています。
制度の全体像や申請の流れは、補助金のページで整理しています。各事業の詳しい要件・対象製品・受付状況は、「住宅省エネ2026キャンペーン」の公式サイトと、各事業の公式サイトでご確認ください。賃貸集合住宅の給湯器の交換には、経済産業省が実施する「賃貸集合給湯省エネ2026事業」もあります。当社は制度のご案内・ご相談に対応しています。
※補助制度の情報は2026年9月28日時点のものです。金額・要件・受付期間は変更・終了する場合があるため、申請前に必ず公式情報をご確認ください。
LIXILによると、LIXIL・INAX製の便器であれば、LIXILの「いいナビ」の図面サービスで品番を入力し、施工図から排水の位置(排水芯)を確認できます。施工図の出力には既設の便器の品番が必要です。検索できない場合がある品番として、LIXILはハウスメーカーさま・集合住宅向け専用トイレ・収納一体型便器の3つを挙げ、その場合はLIXILお客さま相談センターへの問い合わせを案内しています。古い商品も検索できない場合があり、その場合は「排水芯001.pdf」の確認が案内されています。
LIXILによると、床排水用のリトイレ便器は、ワイドアジャスターを今の便器の排水芯に合わせて現場でカットできます。同社は、一般的な配管(VP75・VU75・VP100・VU100)に対応するソケットアダプターも用意しています。
LIXILは、リトイレで排水の位置に合わせる方法を床排水のトイレについて案内していて、床上排水の場合は、今の便器の排水高さに合った便器を使うよう案内しています。
料金シミュレーターの金額でそのままお引き受けする方針です。あとから追加費用が膨らみにくく、予算の見通しを立てやすくなります。
間取りから変えるリノベーションや用途を変えるコンバージョンにも、費用を抑えたまるごとリフォームにも、1箇所だけの部分リフォームにも対応します。今のお困りごとに必要な範囲だけのご依頼で問題ありません。
施工はリフォーム業歴15年・年間60〜80件の提携施工会社が担当し、マンション全面リノベーションで最短45日の実績があります。点検やご相談などのアフターフォローには期限を設けず、末永く対応します。
この記事は、名古屋を中心に愛知・岐阜・三重・長崎エリアのリフォームのご相談を承る窓口 K Renove Design が作成しました。施工は提携施工会社が担当します。